omoiyari.fmと言うPodcastで面白かったエピソード#22 「Trello があるので眠れない」を聞き直したところ、新しい発見がたくさんありました。Podcastは楽しいですね。自分でも配信したいなって思います。
この聞き直した中で、FEARLESS CHANGEが紹介されていました。4月に入って社内の働き方改革のメンバーに立候補したこともあり、組織やグループにアイデアをどう広めるのがいいのか知見が欲しかったので読んでみました。
Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン
- 作者: Mary Lynn Manns,Linda Rising,川口恭伸,木村卓央,高江洲睦,高橋一貴,中込大祐,安井力,山口鉄平,角征典
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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社内でやりたいこと
読んだ感想とか共感した部分を書いてみたいのですが、その前に社内でやってみたい変えてみたいと思っていることを上げてみます。働き方改革とは少し趣向が違いますが、内部をこう変えていってみたいという思いで書いてみます。 - redashの導入 - crowiの導入 - ブログ執筆習慣の定着
見える化とか、アウトプットする土台作りが多いかな。 redashで社内を可視化していきたいです。出せない数字とかもあるかもしれないですが、すぐに見れる環境があることに寄って、そこから議論が始まっていけばいいかなって思いました。
crowiに限らず社内wikiは絶対に導入した方がいいと思っています。エクセルやパワーポイントはまず作成するのがめんどくさい、フォーマットが統一されない、みるときも開く手間が増えるし重いしで良いこと無いんじゃないかなって思ってます。資料作ったとしても見てもらえなければしょうがないので、みることに対するハードルを少しでも下げていきたいです。最近学んだことをアウトプットしてくれる人が出てきたので、そのアウトプット先を変えていきたいなって思います。
ブログ執筆習慣の定着は、各部署単位などで週1ブログを書いていきたいですね。 ブログ書いてアウトプットすることによって他部署の人がやっていることやどんなことに興味があるのかわかるので良いんじゃないかと思っています。
アイデアを組織に広めるための48のパターンから共感したところと新たに知識として得られたところをメモしておきます
読んで共感したところ
9.何かを食べながら
食べ物を持ち込んで、いつもの集まりを特別なイベントにしよう
確かに特別感が出る!!!毎日どこかで開催されている勉強会では必ずと言っていいほど食べ物が出されますよね。これはすぐ実践できると思うし、半期の全社会でやるように提案してみよう!
10.電子フォーラム
もっと話を聞きたい人のために、電子掲示板・グループメールアドレス・メーリングリスト・書込み可能なウェブサイトを用意しよう
グループを作るのって大切。気軽に聞ける場があると精神的なハードルも下がりますしね。けど、新しく入って来る人が既存のグループに入るのって結構ためらうと思うから、オープン感をどこまで提供し続けられるかってのも大切だと思う。
17.やってみる
新しいアイデアに関する話を広める前の準備段階として、まずは自分の仕事に使ってみて、そのアイデアの利点と限界を見極めよう。
プライベートでも「何か新しいことをしたい」と相談された時、まずは自分でやってみたら?と返します。自分がやってもいないことに他の人が付いて来ると思わないし...
18.感謝を伝える
感謝の気持ちを表すために、あなたに協力してくれたすべての人に、できるだけ誠実に「ありがとう」と言おう。
何にでも通ずることです。忘れずに生きたい。
19.次のアクション
イベントの最後の方で、新しいアイデアに対し、参加者が次に何ができそうかを確認する時間をとろう。
これをやらないで終わってしまう会があるので、意識的に最後に話すようにしています。「誰が何をいつまでにするのか」これをやるかやらないかで、次の集まりが開催されるかされないかの率に差が出ると思います。というか、やらない意味がわからない。
25.勉強会
あるトピックについて継続的に探求したい、学びたい同僚を集めて、小さなグループをつくろう。
同僚に限らず、社内外でたくさん作る・入るべきだと思います!所属するだけはダメですけど、所属しないよりはマシ!RPAの勉強会に行った後、たくさんの人に勉強会の存在をアピールしました!
41.勢いの持続
組織内で、新しいアイデアに対する興味を持続させる、という現在進行形の仕事に積極的にアプローチしよう。
19にも通じますね。いろいろ悩んではいるけど、ブログを続けられているのは新しいことに積極的にアプローチしているからかな。
47.お試し期間
組織が新しいアイデアの導入に前向きではない場合、少しの間だけ試験的に使ってもらい、その結果を観察することを提案しよう
17に通じますね。まずはトライしてみる。そして、そのハードルを下げてみる。自分が提案したいいくつかのことにも、お試し期間を設けて使っていってもらいたいなぁ。そして、周りの人を惹きつけるためにも、自分が使っていかないといけないなぁ。
読んで得た新しい気付き
21.便乗
新しいものを導入する戦略が障害にぶつかったときは、組織の慣習に便乗する方法を探そう。
変えないとって思うと180度一気に変えないといけないイメージを持っていました。けど、それは間違いなんだなぁ。今現在の状態から10度ずつ変えていって結果的に180度変わることもあるし、そういう視点も大事ですね。
24.定期的な連絡
一度キーパーソンに支援を求めたら、彼らのことを忘れてはならないし、あなたも彼らに忘れられないようにしよう。
継続性ですね。自分は頼られたら嬉しくなってしまうので、なるべく連絡を自分から取るようにしています。しかし自分からキーパーソンへはどうだろうか...もう少し積極的にやり取りしてみます。
36.場所重要
割り込みが入ってイベントの流れを断ち切られる自体を避けるために、仕事の現場を離れて重要なイベントを開催してみよう
全社会も自社内でやれば会場費かからないしいいんじゃないかと思っていたので、新しい視点でした。割り込み処理を避けるって発想ですね。特別な場での一体感も生まれるしいいんだろうなぁ。自分主催でのイベントの時も場所の選定気をつけたいと思います。
39.相談できる同志
厳しい状況のとき必要以上に落ち込まないよう、新しいアイデアの導入で、同じように困っている人達と話す機会を見つけよう。
社内の人と話すのは避けていたのですが、1.2年たくさん関わるように視点を切り替えてみました。そうすると相談できる同志がたくさんできてよかったです。必要以上に落ち込まないストッパーのように使わせていただくって視点はなかったし、自分もそういう役割になって生きたいなって思いました。
44.懐疑派代表
あなたのアイデアに懐疑的なオピニオンリーダーに「公式な懐疑派」の役割を演じてもらうよう、協力をお願いしよう。彼らの懐疑的な姿勢を変えられないとしても、あなたの取り組みを改善するために、その意見を活かそう。
反対派は嫌いじゃないですが、ダメなところだけをいうのって本当にやめて欲しいので嫌いです(どっちだ。
この部分を読んで考え方が変わりましたね。懐疑派代表って言葉いいなぁ。社内で愚痴が多くなってしまう人もこういう役割に任命してやってもらったらもっともっと良くなるのかなぁ。反対派と話すの怖いですけど、意見に反対なだけであって自分が嫌いなわけでは無いと強く思って、接していきたいなと思います。
46.恐れは無用
抵抗勢力を新しいアイデアの強みに変えよう。
44と同じですね。新しいアイデアの強み。ふむふむという感じです。反対意見と戦うのではなく、排除するわけでもなく、取り入れてアイデアを強くしていきたいと思います。
まとめ
- FEARLESS CHANGEを読みました
組織を変えていく上での為になるパターンがたくさんありました
定期的に読み直して、実践できているか確認しチューニングしたいと思います!
コメントとも照らし合わせていきたいです!
実践してこそ