よしたく blog

ITエンジニアとして自分が知らなかったことをまとめています

Azure Data FactoryのFailアクティビティについて調べた

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2021年後半にAzure Data FactoryのFailアクティビティが追加されました。10月頃にプレビューで登場していたのは確認していたのですが、いつのまにかGAされていました。Failアクティビティは名前の通りパイプライン上で意図的にエラーを引き起こしたいときに使えるものです。

docs.microsoft.com

Failアクティビティが登場するまでは、パイプライン上でゼロ除算を実行させたり、Web アクティビティで存在しないURLにアクセスしてエラーを引き起こし処理を止めていました。あまり良い処理の止め方ではないのでFailアクティビティが登場してよかったです。ここでは実際にどう動くのかをまとめました。なお、日本語では失敗アクティビティという名前がついていますが今回はFailアクティビティに統一して記事を書いています。

Failアクティビティ作成

2022年02月現在、Failアクティビティは全般カテゴリの中にあります。

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実際に配置してみると以下のようになります。真ん中にあるのがFailアクティビティです。左右にはWaitアクティビティを置いています。

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動きの確認

当たり前ですが、エラーが発生しFailアクティビティで処理が止まってくれないと意味がありません。さきほどのパイプラインをデバッグ実行してみます。

実行結果を見ると後続のFailアクティビティが実行されておらず、無事に処理が止まっていることが確認できます。

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次はトリガー実行しメールが送信されるかも確認します。アラート設定は省きますが、こちらも無事に送信されていました。

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注意点

注意点としてはForEachアクティビティなどのループ処理の中でFailアクティビティでエラーを引き起こしても、ループ処理は継続され抜け出さないことには注意が必要です。