よしたく blog

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スマホで気軽に「草」を生やそう「Pixela」「Pixela UI」を使ってみた

初めは慣れなかったWork From Homeも一ヶ月以上が経ち慣れてきた。 自分をはじめWork From Homeに慣れた人の中には通勤時間として使っていた時間を有効活用して、新しく何か始めた人も多いはずだ。 自分も空いた時間を使ってリングフィットアドベンチャーで体を動かしたり語学系のYoutubeを見て今までやれなかった活動を取り入れてる。

現時点ではどれもうまく継続できており、いい気分転換にもなっている。 もちろん楽しいから続けていることではあるが、より自分のモチベーションを高めて維持していく目的として目に見える形で管理できるようにしたこともある。 例えば、プログラムを書くことを習慣化したいプログラマにとってはGitHubの草システムはとても良い働きをしているはずだ。 個人の習慣や継続の「見える化」として、色々探していたときに出会ったのが「Pixela」と「PixelaUI」だ。

Pixelaとは

まずはPixelaの説明を公式サイトより引用する。

Pixelaとは、 あなたの頑張りや継続を記録し、育てたい。 そのすべてを、APIで。 Pixela はAPIサービスです。このサービスを使えば、あなたの日々の様々な活動量を GitHub のような鮮やかなグラフで表現できます。 そのすべての操作を、APIで。もちろん、無料です。

GitHubの「草」の形でグラフが表示され、自分がおこなったことを可視化できる。 次のURLは自分が習慣化し、毎日記録しているものだ(ちなみに中国語はお休み中…)。

pixe.la

使い方も簡単でグラフの作成やグラフへの記録はWeb APIでおこなえる。

https://docs.pixe.la/

例えば次の3行だけで「yoshitaku_jpユーザを作成」「ring-fit-adventureグラフを作成」「ring-fit-adventureグラフにコミット」を実行し使い始めることができる。

curl -X POST https://pixe.la/v1/users -d '{"token":"YOUR_TOKEN", "username":"yoshitaku_jp", "agreeTermsOfService":"yes", "notMinor":"yes", "thanksCode":"ThisIsThanksCode"}'
curl -X POST https://pixe.la/v1/users/yoshitaku_jp/graphs -H 'X-USER-TOKEN:YOUR_TOKEN' -d '{"id":"ring-fit-adventure","name":"ring-fit-adventure","unit":"commit","type":"int","color":"shibafu","timezone":"Asia/Tokyo","isSecret":true,"publishOptionalData":true}'
curl -X POST https://pixe.la/v1/users/yoshitaku_jp/graphs/ring-fit-adventure -H 'X-USER-TOKEN:YOUR_TOKEN' -d '{"date":"20200527","quantity":"1","optionalData":"{\"key\":\"value\"}"}'

個人的にPixelaに感じていたハードル

実はPixelaは以前から知っておりすごくいいサービスだと思っていたが、なかなか実際に利用する機会がなかった。 Web APIが提供されているので、作例にあるような「デプロイの回数を記録する」などは非常に相性が良さそうに思える。 しかし、個人的な習慣の記録をメインで使うのはどうにかしてWeb APIを叩かないといけないことが心理的なハードルとなっていた(個人的に自動化のシステムを上げて組み上げている人はすごい!)。

Useful case examples · a-know/Pixela Wiki · GitHub

スマホでPixelaが使えるPixelaUI

ここで登場するのがPixelaUIだ。 スマホで手軽にポチポチしてPixelaに記録したいなと思い調べていたら、知らないあいだに出ていたiOSの「PixelaUI」アプリに出会えた。 Pixelaを作ったa-knowさんのブログより引用の形でPixelaUIの紹介する。

そして今回いよいよ、有志の(そして、会社の同僚でもある)方・id:yutailang0119 の手によって、Pixela iOS/iPadOS クライアントが爆誕しました!!その名も、PixelaUI! この PixelaUI は、「公式」(僕が作った)というわけではないですが、id:yutailang0119 とは繰り返しやりとりをしながら作っていってもらったので、「公認」、というかんじの位置づけでぜひたくさんの方に使っていただけたらな、と思っています。サービスのトップページにもはやめに掲載したい。

blog.a-know.me

「まさにこれだ」という感覚であり、自分が求めていた手軽さが体現されていて今では「Pixela」と共に愛用している。

PixelaUI

PixelaUI

  • Yutaro Muta
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

使ってみよう

ユーザ作成

ユーザ作成もアプリで実行することが出来る。

f:id:yoshitaku_jp:20200527205703p:plain

グラフの作成

IDとNameは記録したいことに関係する値を入れる。 例では電車に乗った回数として「train」、健康管理の目的として「weight」とした。

Unitには単位を入れる。 trainはいい単位が思いつかなかったのでデフォルトの「commit」、weightは「kg」とした。

Typeには管理する数値を整数とするか小数点まで入れるか選べる。 trainは回数なので「int」、weightは小数点まで入れるので「float」とした。

colorは気分に合わせて「緑」「赤」「青」「黄色」「紫」「黒」の6色から選べる。 今回は見慣れている「草」でやってみたいので緑色にした。

TimeZoneは何も選ばなければUTCとなる。東京に合わせたいときは「Asia/Tokyo」としよう。

Self Sufficientは、グラフを開いたときに自動的に値を入力するかどうかを選べる。 trainは入力を手間を省くために画面を開くだけで加算される「increment」、weightは手入力したいので「none」とした。

設定する際の参考になれば。

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コミット

train

trainは一覧画面を開くと画像のようになり、自動入力の設定をしたので画面を開くたびにコミットが増えていく。 右上の記入アイコンをクリックすることで手動入力することも出来る。

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weight

weightの一覧画面は開いてもコミットは増えていかない。 右上の記入アイコンで小数点まで記入することも出来る。

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まとめ

記録・モチベーション管理として使っている「Pixela」「PixelaUI」を紹介した。 家にいることが多くなったが、この状況をを逆手に取って習慣化が上手くいる人もいるはず。「Pixela」「PixelaUI」を使うと、見慣れたGitHubの「草」で可視化しモチベーション維持できてオススメ!