いちばんやさしい教える技術を読んだので、 読書メモを書く
教えることの考え方を改める
教えるとは
教えるという言葉は非常に難しく、自分がどれだけ熱意を持って取り組んだとしても、相手ができるようにならなければ全く意味がない。 つまり、相手に対して「教えた」といえる状態は、相手がどれだけ出来るようになったということだけが重要となる。 この部分を勘違いして、「これだけ自分が教えているのに…」となったとしても、自分だけが頑張ったとしても相手に響かなければ全く意味が無いのである。 相手ができなかったことが出来るようになった状態で初めて「教えた」と言える。
教えることとコミュニケーション
- 教え上手がやっていること
- 教える相手をよく観察して相手の状況をつかむ
- 相手の状況にそって、ちょうどよい知識を提供できる
- 相手に実践の機会を与えて、結果をフィードバックする
教える側の心構え
- 教える前にできるようになって欲しい具体的なゴールを決める
- 相手の心を変えるよりも行動を変えよう
- 気持ちを変えるのは自分自身でしかおこなえず、教える技術では「相手の心までは変えられない」
- 相手が今までできなかった行動を取れるようになったときが、「教えた」ということになる。
教えるルール10ヶ条
- 熱意よりも何をどうすればいいのか具体的な指示を
- 「教えた」かどうかは「学ぶ側が万だかどうか」で考える
- 結果が思わしくないのは、すべて教える側の責任
- 上手に教えたいならコミュニケーション上手になる
- 教えるときは相手をよく観察して、相手の状況をつかむ
- 相手にとってちょうどいい知識を与える
- 相手に教えたことを練習させて結果をフィードバックする
- 相手にできるようになって欲しい具体的なゴールを決める
- 相手の「心」は変えられないが、「行動」は変えられる
- ゴールは必ず「行動」として設定する
教えるゴールは3つ
- 運動スキル
- 認知スキル
- 態度スキル
5000時間練習すれば誰でも上手に出来るようになる
5000時間は1日5時間を毎日練習すると3年で到達できる 平日7時間練習したとしても3年で到達することができる
認知スキルのゴール
頭を使って、うまい思考をするのかが、認知スキルのゴール
頭を使って考えるパターンは3つにわけられる 1.記憶すること - 耳で聞いて覚える - 目で見て覚える - 詰め込み学習よりも、「分散学習」 - 知っている知識と関連付をさせる 2.問題を解決すること - 解き方のパターンを「スキーマ」という - スキーマをできるだけ多く習得させる 3.話したり書いたりすること − 小さなステップを踏んで書く - ノートを取る習慣をつけさせる - スピーチメモを作り、繰り返し練習をさせる
教えることで、教えている人も成長する
誰かに教えることで、自分自身の中で知識が整理され、教える前よりも深く理解するようになる
教えることには、自分にあった新しい学び方を発見することが出来るという、良い作用がある。
上手に教えることができれば、まわりのみんなから信用されるようになる。
周りの人は教えることがめんどくさいことだと思っているので、うまく教えることで信頼を得ることができ、 うまく教えるために自分の知識を深め整理しさらに自分自身を高めることが出来る。
しかし、教えたがりになることに注意する。 あくまで自分自身の成長は副作用のようなものであり、教えることの最大の目的は「相手ができるようになる」ことである
ブログを書くということ
まだまだ書き始めたばかりですが、 自分で得た知識を整理して、アウトプットすることで誰かの役に立ったり、 自分自身でわからないところが浮き彫りになって、更に知識を得ようとする良いサイクルが生まれていけばいいなと思います。