タスクをコントロールしよう / 成長するタスク管理の原則 を読んだ
IT業界にいると実感するが様々なことが日々新しくなっていき、その度に自身の知識のアップデートも必要になっていく。業界の知識は取り入れているが、広く仕事のことになるとあまり知識を取り入れず来てしまったように思う。タスク管理やプロジェクトのマネジメントについて、自分の課題に感じていたため技術書典で販売されていた「成長するタスク管理の原則」を手に取った。基本的なことばかりだったかもしれないが、自分を見つめ直すいい機会になり、参考になった。気になった部分をメモする。
成長するタスク管理の原則 とは
これは技術書典9で発売された書籍だ。本書は70ページほどで収まっており、「タスク管理の原則」について半分、筆者の実例について半分ほどの分量で構成されている。自分はPDFを購入した。iPadで見る分には、文字が小さいなど特に困らなかった。
語られていること
本書自体の分量もそこまで多くなく、語りすぎると中身を全てを語ってしまいそうになるので気をつけたい。自分が「見直さなければ」と気をつけた点がいくつかあるのでまとめる。
1か所に保管する
「1か所に保管する」は、やらなければいけないとメモしたタスク管理の場所を1箇所にまとめようと言う話だ。基本的な話で恥ずかしいが自分はできていなかった。プライベートでのタスクと仕事のタスクとして、仮に2箇所になることはしょうがないとしても、自分の場合は次のような場所に散乱していた。
これは最適なツールに出会えず試行錯誤してきた結果でもあるのだが、思い出せる範囲でも5つあるので実際にはまだまだ保存されている場所はあるように思う。またメモ帳として作成したファイルの場所も散乱しており、どの内容がどこにあるのか毎回探している気がする。こんなことを繰り返していると、素晴らしいソリューションを作ってきた先人たちに申し訳ない気持ちがしてくる。
今後は「すぐ書ける」「同期される」ことを重視して1か所にまとめたいと思う。これは忘れないためでもある。
リズムを作る
これは計画を立て、実行し、振り返るという章だった。一番苦手な部分でもある。計画を立てるのもそこまで得意ではない上に、割り込みタスクも「重要かつ緊急で対応するリスト」に入れてしまっていた。優先順位付けが出来ていないわけである。
これは個人のタスクでもそうだが、飲み会などが入ったりするとポンポン入れてしまい、週でやりたかったタスクを放置してしまうことが多かった。個人のタスクなので誰にも迷惑をかけていないのだが、最終的には未来の自分に迷惑をかけている気がしたのでこれからは注意したい。
仕事に置いては割り込みタスクがどれほど重要なものなのか確認、優先順位の交渉をしっかりおこなっていこうと思う。