よしたく blog

ITエンジニアとして自分が知らなかったことをまとめています

「Otter」を使って海外カンファレンスを有意義に過ごす

先週のブログで海外カンファレンスに参加したことは記述したが、英語を聞き取ることが得意とは言えない自分はとても苦労した。自分のように海外のカンファレンスに参加する場合に役立つアプリ「Otter」を紹介する。海外カンファレンスをストリーミングで見るような場合にも使えるので参考にしていただけたら。

otter.ai

yoshitaku-jp.hatenablog.com

Otterとは?

Otterは一言で言ってしまえばボイスレコーダーだ。iOSAndroidでアプリケーションが提供され、iPadでもアプリケーションをダウンロードし利用することができた。またPCからWebブラウザ経由でもアクセスし、録音内容を確認できる。利用料金は無料枠で600分まで録音できるが、それ以上使う際は月額プランを契約し利用することになる。料金は9$ほどかかる。

何がすごかったか

単純なボイスレコーダーとしてなら、各デバイスに基本機能としてついていたり無料のアプリケーションを利用している人がいると思う。Otterのすごいところは、ボイスレコーダーとして録音しているのとほぼ同時に文字起こしをおこなってくれるところだ。発言している人の話している内容をどんどん文字起こししてくれる。まだ英語にしか対応しておらず、今後増えていくのかも不明だが英語を聞き取ることが得意とは言えない自分にとってはテキストで確認できるだけで大変ストレスが減ることになった。

また、Otterは録音後にも強力な機能がついており、録音した会話を全て再確認する処理が走り、前後の文脈に注意をしながら書き起こした内容を修正してくれる。もちろん録音中も文字起こしをしながら適宜修正をしてくれているが、録音後に全体の文脈を見て再度修正してくれるのはありがたい機能だと思った。技術的な専門用語も多く対応しており、聞き取るのはもちろんのこと書き起こしのタイミングで正しい表現で書き起こしてくれる。今回の例で言えば、「RESTful API」「Pandas」などがあった。

注意点

実験としてデバイスのネットワークを切った状態で録音してみたが、リアルタイムでの書き起こしはおこなわれなかった。おそらく解析はクラウド上でおこなっているようなのでリアルタイムでおこないたい場合はネットワークが安定した状態で実施する必要がある。カンファレンス会場では書き起こしがすぐに反映されないこともあり、実験を通してネットワークが必須であることを再確認できた。書き起こしがおこなわれなかった場合は、音声が小さいかネットワークを確認しよう。

さらに活用

ここまで「ボイスレコーダー」「自動文字起こし」といったことを全面に押し出してきた。Google翻訳と組み合わせることでもっと便利になる。最初の方に「PCからWebブラウザ経由でもアクセス」ができることを書いたが、スマホから録音している内容をリアルタイムでWebブラウザから見ることができる。そこで、Webブラウザで書き起こされた内容を表示し、その内容をGoogle翻訳にかけることでリアルタイム翻訳が実現する。

ここでも1つ注意点だがアプリケーション同士が公式的に連携されているわけではない。その中でリアルタイムで書き起こされたものをリアルタイムで翻訳するので、若干の誤作動が起きたりする。この手の誤作動はブラウザを更新すれば直る。

おわり

英語がそこまで得意な人に向けて「Otter」を紹介した。エンジニアが覚えるべき言語は英語と言われたりもするが、業務と並行して勉強することはなかなか難しい。もちろん自分自身の力で解決できるのが望ましいが時間も有限なので、Otterのような便利なツールを利用して乗り切っていきたい。

参考情報

japanese.engadget.com

k-tai.watch.impress.co.jp

japan.zdnet.com

www.itmedia.co.jp