よしたく blog

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Design It! 輪読会 4章 「ステークホルダーに共感する」

今回は4章をおこないました。4章はソフトウェアに対して関心のある人達であるステークホルダー(利害関係者)に対して焦点を当てています。

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この章で伝えたいことを整理する

この章で伝えたかったことは、主体は「ソフトウェア」ということではないかと自分は思った。「○○に関わるステークホルダーを考えてみましょう」という言葉を聞いたときによく間違えを起こしやすいのは、自分を中心としてソフトウェアを介してステークホルダーを考えがちだが、そうではなくここでの中心はあくまでもソフトウェアであると言いたいように思えた。ここに気がつくためではないが、「ソフトウェア・ファースト」をたまたま同時並行で読んでいたため、そのようなところに気がつけた可能性もある。

本書では市のサービスを構築する仮想プロジェクトmpステークホルダーマップというものを作っていた。これはステークホルダー同士の関係を相関図のようにして書き起こすものだった。本の中での図で驚いた点2つあり、1つは開発チームと市長と市民だけではなく、市長に対して方針を投げかける市議会や市の部署、はたまた契約に対する弁護士まで記載されている点、また2つ目はこれが図の一部であると述べられている点だった。おそらく自分が作るとしたら、開発チームと市長と市民だけになってしまいそうだったのでもう少し想像力を働かせようと思った。

ソフトウェアは目的を達成するために構築されるものであるため、ビジネス上の目標を見つけまそすれを記録するといったことも書かれていた。自分の経験としても、なんのためにこの作業をやっているのかが明確になっていないと身が入らないものがあったり、自分個人の目標としても適当に作ってしまった目標はいつの間にか優先度が下がっていってしまうことがあった。今回はステークホルダーとの目標を明確にするためにPOV Madlibというものを使うといいと書かれていました。POVは point of viewで視点、Madlibアメリカで生まれた穴埋め形式のゲームのようです。わかりやすいように日本語で当てはめましたが、次のような穴埋めを行います。「(ステークホルダー)は、(ステークホルダーのニーズ)をする必要がある。なぜなら、(気づきを得るもの)があるからだ。」このような形式にすることで、ニーズを覚えやすい形でまとめることができるようです。POV Madlibについてまとめられている記事があったので貼っておきます。

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