Design It! 輪読会 9章 アーキテクチャデザインスタジオを開く

9章は「アーキテクチャデザインスタジオを開く」と表現された章で、参加者を集めアーキテクチャに関するワークショップを開く方法を学ぶ章でした。

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この章で伝えたいことを整理する

まずはアーキテクチャという言葉の後ろにある「デザインスタジオ」について歴史的な経緯が語られており、このあたりの期限は19世紀のフランスまで遡るそうです。 19世紀のフランスの考えから現代なりの解釈を加え、ユーザエクスペリエンスコミュニティがデザインスタジオとして普及させました。 このように言葉の起源をしっかり明記してくれると頭にもすんなり入ってきて嬉しいです。

章の構成としては、アーキテクチャデザインスタジオを計画して実践していく方法について述べられています。 ワークショップの大きな流れとしては「作成」「共有」「批評」を繰り返していくものです。 本の中ではワークショップの流れの参考用にタイムスケジュールと、そのときにどんなことをすれば良いのか、またその目的は何なのかと言ったことが書かれています。 この部分に関して言えば、実際にチームメンバーとアーキテクチャに関する座談会を開くフェーズになったときに参考にすると良いと思います。

またワークショップデザインスタジオを開く準備段階で注意することに関しても明記されています。 「適切な参加者を招く」の章ですが、ワークショップをおこなう際の人数に注意するとか、フロントエンドの人ばかりが集まらないように多様性をもたせるとか、忘れてしまいそうなことが書かれていました。 他にも主催するファシリテーターとして、参加してくれたメンバが会の中に馴染めていないようであればコミュニケーションを円滑に進めるようにするために注意しなければならないことが書かれていました。

ここまではワークショップの流れと準備でしたが、実際におこなっている際の管理の視点も述べられています。 この中で書かれている「開始前に期待を設定する」というのはワークショップ以外にも使える視点で、自分が人に物事を説明する際にも意識する点です。 これから到達したい頂上の点がどこなのかを解説し、そこまでの道のりを確認し登っていくためです。 ゴールが明確となっていない長距離を走らされるのと、42.195knとわかっていてマラソンを走るのでは感覚的に大きく違うようなことです。

今回の輪読会では自分が9章を担当しましたが、現在のご時世を考慮して最後の「リモートチームと実施する」部分を重点的に話してみました。 この輪読会も普段からzoomやGoogle ハングアウトを使っておこなっていますが、他にも便利なツールを紹介しあってより生産性を向上させてみたい意図があったからです。 まずはJamBoardです。これはGoogleが提供しているホワイトボードアプリで、大人数で同時に編集することができます。 これは輪読会の資料を今回紹介する意図も含めてJamBoradで作成したものになります。

jamboard.google.com

次に面白いと思ったのは、紹介してもらったspatial.chatです。

spatial.chat

オンラインミーティングをするツールなのでやれることはzoomやGoogleハングアウトと同じなのです。 しかし、このアプリのすごいところは、ユーザのアイコンの距離感で話し声が大きくなったり小さくなったりすることです。 アイコンが近いユーザの声は大きく、アイコンが遠いユーザの声は小さくなり、普段の会議や飲み会のような体験が得られます。 zoomなどですと、全員に同じ音量で届きますからね。 他にもYoutubeの動画を貼れたりもして、非常に便利なツールであると思いました。

note.com