Python製の静的サイトジェネレーター Pelican を導入してみた
Pelicanとは?
PelicanはPython製の静的サイトジェネレーターです。他の言語では、GoのHugoやReact.jsのGatsby.jsが有名です。自分自身は、Vue.js製のGridsomeを使う記事を書きました。
自己学習として様々なものに触れてきました。最近は仕事でPythonで作業することが増えてきており、プライベートでも触れるPythonに関するもの探しているところでPelicanを教えてもらいました。Python製の静的サイトジェネレーターでは2019/11/10現在一番GitHubスターが多いです。静的サイトジェネレーターの比較ページはこちら。
Pelican関連のページ
ブログ
https://github.com/getpelican/pelican
ドキュメント
https://docs.getpelican.com/en/stable/
インストール方法
Pythonの仮想環境を作ってから実行します。Markdownで作成するので、pelicanをインストールする際に最初からmarkdownを使うように指示をしておきます。
python -m venv pelican cd pelican source bin/activate pip install pelican [Markdown]
記事を書く
ブログの記事を書くときはcontent
フォルダの配下にMarkdownファイルを保存します。
ひとまず記事が見れる状態になればいいのでファイルの中身は次のようにしましょう。
Title: タイトル Date: 2019-11-10 00:00 テストページです。
Markdown内のメタデータに関しては、ここを見ると色々載っています。
記事を生成し、ブラウザで確認する
前章で記事をcontent
フォルダに書きました。
書いた記事をサイトに公開する形に生成しなければなりません。
pelicanコマンドをcontent
フォルダに対して実行します。
pelican content/
pelicalコマンドを実行するとoutput
フォルダに記事が生成されます。
次にブラウザで生成した記事を見てみます。 pelicanコマンドをオプションを付けて実行します。
pelican --listen
実行直後のターミナルでは、特に表示されませんが大丈夫です。
ブラウザでhttp://localhost:8000
を叩いてみましょう。次の画面が出れば完成です。